こんなに小さな手
産まれました。
検診の予想どおり2600グラム台。
男の子。
体内の羊水を出す処置をしてもらってから大きな産声をきかせてくれました。
帝王切開で開いたお腹を閉じている隣で赤ちゃんがいろんな処置を受けていた。
一緒に頑張ってる子が愛おしくて、まだ抱いてもないのに母性が爆発。
処置が終わって助産師さんが顔の横まで赤ちゃんを連れてきてくれた。
緊張して「わ、わぁっ」としか反応出来ず…。
「触ってみてもいいんだよ」と言われたけれど、包まれたタオルの上から頭をそっと撫でることしかできなかった。
「もっと見ていたい」と思っているとあっという間に保育器に入れられてさよなら。
「ああぁ…」次いつ会えるんだろう…。
泣いていたら猛烈な吐き気。横になったままげろげろげろ。
自分の処置も終わって経過観察用の部屋へ。
夫は今回の手術について先生から説明を受けた。
まず、出血が少なく母子共に健康な状態で手術が終われたこと。
そして赤ちゃんの首にへその緒が1回巻き付いた状態であったこと。
手術受けた本人は全然そんな実感なかったよ…。
帝王切開の手術のことはまた今度、ゆっくり書こう。
でも、本当に無事に産まれてきてくれてよかった。
私を母にしてくれてありがとう。
こんな小さな手をしてるくせに母のハート鷲掴みだね。